二次方程式の解と才能
二次方程式には2つの解があり、人には皆異なった才能がある。
しかしながら方程式を解き明かして得られた解が実数解であるとは限らなくて、それはもしかしたら虚数解であるかも知れない。
或いは求めた解が定義域の外側の数字かも知れない。
確かに解は理論上存在したとしてもそれが実態を持ち、有効か否かは分からないのである。
例えばもの凄くある競技の才能に恵まれていたとしても生まれる時代を間違えてその競技が全く流行っていないかそもそも存在していなかったとしたらその才能は定義域外の才能で埋もれていってしまうのだろう。
人をだます天才詐欺師とかそういう社会的に迎合されない才能は開花したとしても虚しいものだろう。
そんなくだらないことを考えながら数学の参考書を眺める。人生の虚数解を今日も生きている。